【IPO初値分析】ユーピーアール(7065)

IPO初値分析

総評

1979年に木製パレットの製造業者として山口県宇部市に創業して40年、現在はパレットを中心とした物流機器の共同利用であるレンタル業をコア事業としており、全国に11営業拠点と、2011年以降はシンガポール・タイ・マレーシア・ベトナムなど、大手企業の基幹製造拠点が多く存在するアジア地区でもパレットレンタル事業を展開中です。
さらに「モノの消費からコトの消費へ」というように生活様式の多様化や、「少子高齢化」による労働力不足が顕著になるなど社会構造が変化するなか、「やってみようupr」をスローガンにIoT事業、カーシェアリング事業、アシストスーツ事業などにも事業領域を拡げています。

IoTの進化により得られたビッグデータを駆使することで劇的に生産性を向上する、第4次産業革命とも呼ばれる「Industry4.0」 はドイツが先行して進めていますが、日本やアジア地区でも、人件費の高騰や人手不足に伴い、急務となっております。
一方で、物流業界も同様にIoTやビックデータを駆使した「Logistics4.0」が加速しており、upr社は、労働生産性向上につながると注目される『アシストスーツ』や最新鋭の RFID システム『スマートパレット』も積極的に展開しています。

売上高は前年比で8.6%伸びましたが、純利益は28.2%のマイナスと予想されております。純利益のマイナス要因としては、売上の順調な伸びに伴う営業部門を中心とした増員、適時開示体制の充実や、コンプライアンス体制、広報体制の拡充のため、管理部門においても増員を 計画しており、人件費の増加(前年比 12 名増加)を見込んでいることや、2年に1度開催される物流展への出展費用及びアシス トスーツ事業での新商品投入による広告宣伝費用が増加によるものと思われます。

売上と純利益の推移

物流というテーマはIPO的に弱く、業績的に見ても盛り上がりづらそうです。
さらに、東証2部上場で買いが入りにくくなっています。
ただ、公開株数が少なく、大株主に期間でロックアップがかかっていますので、需給は良さそうです。

以上を踏まえ、私の評価は以下となります。

自己評価*(30点満点) 15点
初値予想 超弱気 初値+10%
私のスタンス 全所有口座からBB申込

 *総合評価は、業種・業績・規模・その他の情報をもとに独自に採点したスコアです。

企業概要

会社名 ユーピーアール
銘柄コード 7065
上場市場 東証2部
業種 サービス
事業内容 パレット等の物流機器のレンタル及び販売を中心に、物流業界におけるIoT事業、カーシェアリング事業、アシストスーツ事業等

IPOスケジュール

BB開始 BB終了 抽選 購入開始 購入終了 上場日
5/27 5/31 6/3 6/4 6/6 6/12

IPO規模

主幹事証券会社 野村證券
公募株枚数 460,400株
売出株式比率 16.6%
想定単価 3,130円
総額 約14億円
株主構成(社長・CEO所有率) 71.8%

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